住まいを家族の形に変える ~リフォームプロジェクト、発動。
実家は築28年。その前に祖父母が建てた家が築40年になった頃、私が小学校四年生の時に、両親が建て替えた家です。鉄筋コンクリート・プレキャスト造という構造、要するにとても頑丈で、私は「マグニチュード7.8の地震が来ても大丈夫!」と聞かされて育ちました。確かに地震の時にあまり揺れない傾向にあるようです。

二階に玄関があるという....当時画期的な試み、ご近所さんに「あ、あの二階に玄関があるお家でしょ!」とよく言われてたそうですよ(笑)。(お)
そんなわけで、実家に戻ろうと決めたとき、まず考えたのは「リフォームをしよう」ということでした。
最近では両親が二人きりで暮らしていた家、もともとは両親と私と妹、祖母の5人で住んでいた家。今は父が一人で暮らしているけれど、そこにさらに2人の大人が暮らすことになるのです。私も実家を出てから14年が経ち、持ち物も増え、同じく物持ちのツレアイokayanと結婚し、状況もライフスタイルもずいぶん変化しました。つまり家にとっては、全くの他人が2人、急に入ってくるようなものです。
住まいって、家族や状況の変化によって緩やかに変化していくものなのではないでしょうか。今まで緩やかに変化してきた住まいに、新しい人間が2人入るということは、「人が住まいに合わせて変化する」か「住まいを人に合わせて変化させる」かということになる。
そこで、わたしは、住まいを新しい家族の形に合わせてリフォームしようと思い立ったわけです。
建て替えるには丈夫な造りの建物なのでもったいないし、幼い頃から育ってきた思い出もある。でもこのまま住むには間取り的に難しいから手直しは必要だし、リフォームなら予算的にも、きっとなんとかなるだろう...。
父とokayanにその意を話すと、「俺は自分の部屋さえあればいいから、まかせるよ~」とざっくばらんな父。「なるべく自分たちでやると面白いんじゃないかな?」とokayan。
そんなわけで、父と暮らす家のリフォーム計画は、ゆるやかに発動したのです。